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更新日:2017年11月16日

せんだん通信-中国四国厚生局だより-平成27年夏(8月)号

せんだん通信

-中国四国厚生局だより-

 

平成27年夏(8月)号

(平成27年8月5日発行)

 

 

中国四国厚生局

Chugoku-Shikoku

RegionalBureauofHealthandWelfare

 

【目次】

巻頭言:保険医療機関等への指導

指導総括管理官々木

日、「せんだん通信」の編集者より巻頭言の寄稿を依頼されました。私が着任して、初めて「せんだん通信」という言葉を聞いた時は「せんだん」が何のことかすぐには解りませんでした。これを毎回お読みいただいている皆さまは既にご存知のことと思いますが、「せんだん」とは中国四国厚生局がある広島合同庁舎の4号館の南側に見える「栴檀の木」のことだそうです。私は、当初中国四国厚生局を「船団」に例えているのかと思っていましたが、違ったようです。栴檀の木は生長が早く、春は淡紫色の花が咲き、夏は緑陰をなし、秋は美しく黄葉するなど季節を迎える毎に成長していく様は、まさに中国四国厚生局の目標と同じであり、このネーミングがなされたのではないでしょうか。(これは私の想像ですが。)


広島合同庁舎4号館南側から見える「栴檀の木」


て、余談が長くなりましたが、せんだん通信は、地域の皆さまに中国四国厚生局の活動をわかりやすく紹介するものであります。したがって、私も自分の担当業務を通じて中国四国厚生局の業務の一部を紹介させていただきたいと思います。

が担っている業務は、指導部門といって主に保険医療機関等、いわゆる病院、診療所、歯科医院、調剤薬局等の指導を行っています。
険医療機関等の指導といっても、医療技術を指導しているわけではなく、保険診療の診療報酬等の請求等に関する事項が周知徹底されることを主眼に指導等を行うことです。
単に言うと、保険医療機関等が治療や調剤を行った時の医療費の請求事務について、ルールに基づいた正しい請求をしていただくための指導です。

導等には、新たに保険医療機関等となった場合や診療報酬改定があった場合に講習会方式で行う「集団指導」。レセプト1件当たりの平均点数が高い医療機関を集めて講習会方式及び簡易な面接懇談方式で行う「集団的個別指導」。新規の集団指導を受けた後に面接懇談方式で行う「新規個別指導」。集団的個別指導を受けた保険医療機関等のうち、翌年度においてもなおレセプト1件当たりの平均点数が高い保険医療機関等及び保険者や患者(被保険者)等から診療内容又は診療報酬の請求に関する情報の提供があり、指導が必要であると認められる保険医療機関等を対象に面接懇談方式で行う「個別指導」。他に、地方厚生局へ届出されている内容が適切かどうかを確認するため保険医療機関等へ出向いて調査を行う適時調査があります。

お、新規個別指導、個別指導及び適時調査等において、診療報酬の請求金額に過誤請求等の誤りが判明した場合は、患者や保険者に対して当該過誤請求分を返還していただいております。また、単なる間違いや誤解ではなく、悪質な不正があることが判明すれば保険医療機関等の資格を取り消すなどの行政処分を行うこともあります。

国四国厚生局の平成26年度の保険医療機関等に対する指導等の実績の詳細については、当ホームページの「平成26年度業務実績」により確認ができますので(是非ご覧ください。)、ここでは、概要を紹介します。
国5県(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)の医科、歯科、薬局の合計ですが、集団的個別指導が857機関、新規個別指導が353機関、個別指導が336機関、適時調査は220機関の実施でした。
た、これら指導等により平成26年度において確定した保険者等への返還金額は、約3億9千万円です。
かしながら、指導等実施件数は、まだまだ本来の目標件数に達していないのが現状です。中国四国厚生局が地域の皆さまにとってより身近で信頼される組織となるよう、引き続き目標達成に向けて努力してまいりたいと思います。

 

特集:食中毒にご用心!食肉の生食は危険です~

食品衛生課

牛・豚の肝臓(レバー)や豚肉(内臓を含む)は、生食用としての販売・提供が禁止されています。重症化する食中毒の危険性があるため、牛・豚のレバーや豚肉は、生では食べられません。必ず中心部までよく加熱してから召し上がってください。

 

1.食肉の生食や加熱不足で食中毒が発生しています

や豚、鶏などの動物は健康であっても、人に対して食中毒を引き起こす細菌やウイルス等を体の中に持っています。
れらの細菌やウイルスは、もともと家畜の体内に常在しており、食肉を処理するときに肉に付いてしまうことがあります。
って、肉の鮮度には関係なく、このような食肉を生や加熱不足で食べてしまうことにより、食中毒が発生しております。
に、食肉の食中毒の原因菌でもあります「カンピロバクター」の食中毒は、毎年全国で多く発生しており、平成26年に発生した食中毒の発生件数でみると、ノロウイルスを抜いて第1位となっております。

中毒統計資料(厚生労働省ホームページ)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/04.html

 

2.食肉等による食中毒の発生を防止するポイント

肉、レバーの生食・加熱不足を原因とする食中毒を防止するために、次のことに気をつけましょう!

(1)しっかり加熱しましょう

を安全に食べるには、加熱して食中毒菌等をやっつけるしかありません。
中毒を引き起こす細菌やウイルス等は熱に弱いため、十分に熱を加えれば死滅します。加熱の目安は、中心部の温度が63℃で30分間以上もしくは75℃で1分間以上(肉の色がピンク色から褐色に変わり、肉汁が透明になること)です。下の写真のように、表面が焼けていても中がまだ生のこと(生焼け状態)があります。中心部までよく加熱されているか、よく確認してから食べましょう。

(2)調理器具などは使い分けましょう

き肉やバーベキューなどでは、生肉・内臓に使用した箸などに、細菌等が付着する場合があります。せっかく肉を加熱しても、生肉・内臓に使用した箸で食べてしまったために、食中毒になった事例がありますので、食べる箸とは、別に肉などを焼く箸やトングを用意しましょう。
た、生肉・内臓を切ったまな板で他の食品を調理したため、細菌等がついて食中毒が発生した事例もあります。生肉・内臓用の調理器具と他の食品の調理器具を使い分けましょう。

(3)食肉、レバーの生食は避けましょう

バ刺し、鶏刺し、とりわさなど、肉の生食による食中毒の原因菌である「カンピロバクター」や「腸管出血性大腸菌(O157など)」は、少量の菌で食中毒を起こします。新鮮であっても、菌が付いている肉を生で食べれば、食中毒になる可能性がありますので、生で食べることは避けましょう。生食用の基準を満たした牛肉・馬肉以外の、肉や内臓はすべて加熱用です。

 

食店や食肉販売店で、牛レバーを生食用として販売・提供することは、平成24年7月から禁止されています。また、豚肉や豚の内臓(レバーを含む)を生食用として販売・提供することについては、平成27年6月から禁止されています。


レバ刺し

 

4)子どもや高齢者が、お肉を生で食べると特に危険です

ンピロバクターによる腸炎は、子どもに多く発生します。また、腸管出血性大腸菌(O157など)による食中毒では、合併症で溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症する率が子どもにおいて高く、腎機能障害や意識障害を起こし、死に至ることがあります。
どもに限らず、カンピロバクターによる食中毒のあとに、手足の麻ひ、呼吸困難等を起こすギラン・バレー症候群を発症することがあります。
鮮=安全ではありません。生肉には必ず食中毒のリスクが残りますので、中心部まで十分に加熱してから食べるようにしましょう。

(5)イノシシ、シカなどの野生鳥獣(ジビエ)のお肉や内臓も十分加熱して食べましょう

ノシシやシカなどの野生鳥獣(ジビエ)では、家畜のように飼養管理されていないことから、E型肝炎ウイルスのほか、どのような病原体を保有しているかわかりませんので、生で食べるのは危険です。
前にイノシシやシカなどの肉や内臓を生で食べた方がE型肝炎ウイルスに感染し、死亡した事例や重篤な症状を示した事例が報告されています。


3.食肉に付着している可能性がある主な食中毒菌等

名称

原因

潜伏期間

主な症状

カンピロバクター

家畜や家禽の腸管に存在、特に鶏の存在率が高い。
これら保菌動物から汚染された食品(特に鶏肉)が原因となる。

2~5日

腹痛、下痢、発熱(37~38℃)

腸管出血性大腸菌
O157など

牛の消化管に存在することがある。
牛肉の処理、加工、調理の際に汚染が起こり、加熱不足のハンバーグ、生レバー、ユッケなどが原因となる。

2~7日

腹痛、下痢、血便

サルモネラ属菌

家畜、家禽、ペット類の腸管に高い確率で存在する。
汚染された卵や食肉、またそれらを使用して作られた加熱不足の加工品や保菌者による二次感染が原因となる。

12~48

時間

腹痛、下痢、発熱(38~40℃)

E型肝炎ウイルス

E型肝炎ウイルスに汚染された食物(生肉、生レバー)などを摂取することによって感染する。また、野生のシカやイノシシ、豚などの刺身や生焼けの肉を食べることにより発生している。

2~9週間
(平均6週間)

発熱、悪心、腹痛、肝腫大、肝機能の悪化

(食中毒を引き起こす細菌やウイルス等は熱に弱いため、十分に熱を加えれば死滅しますので、安全に食べられます)。


4.家庭での食中毒予防

中毒は1年中発生していますが、特に梅雨の時期から夏にかけては、食中毒の原因となる細菌(腸管出血性大腸菌、カンピロバクター、サルモネラ、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌など)の増殖が活発になり、食中毒が発生しやすくなります。
中毒というと、飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生しています。普段、当たり前にしていることが、思わぬ食中毒を引き起こすことがありますので、家庭での食中毒予防のポイントをチェックしてみましょう。

☆食中毒を防ぐ3つの原則

食中毒の原因を「つけない(洗う!)」「増やさない(低温で保存する!)」「やっつける(加熱処理!)」

☆家庭でできる食中毒予防の6つのポイント

 


(PDF:825KB)

 

しくは、食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント(政府広報オンライン)のホームページを参考にしてください。
http://www.gov-online.go.jp/featured/201106_02/index.html

特集:平成27年度「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されました。

麻薬取締部

日、麻薬・覚醒剤・危険ドラッグ等の薬物乱用問題は全世界的な広がりを見せ、私たちの生命はもとより、社会の安定を脅かすなど、人類が抱える最も深刻な社会問題のひとつとなっています。
が国においても、乱用者層の低年齢化が懸念されることや、危険ドラッグを使用した者が、意識障害、嘔吐、痙攣、呼吸困難等の健康被害や二次的犯罪を起こす事例が多発していること等深刻な状況が続いています。
このため、「新国連薬物乱用根絶宣言」支援事業一環として、国民一人一人の薬物乱用問題に対する意識を高め、併せて、国連決議による「6.26国際麻薬乱用撲滅デー」を広く周知するため、平成27年6月20日から7月19日までの1ヶ月間、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されました。

1.実施内容

期間中である6月20日から7月19日までの1ヶ月間に、中国四国厚生局を始め、管内各県庁、保健所、ご支援をいただいております関係団体施設などにポスターを掲示するほか、リーフレット等を配布して広報啓発を行ったところです。

2.平成27年度広島県「ダメ。ゼッタイ。」6.26ヤング街頭キャンペーンについて

島市内では、下記のとおり、広島県「ダメ。ゼッタイ。」普及運動実行委員会主催の『平成27年度広島県「ダメ。ゼッタイ。」6.26ヤング街頭キャンペーン』が開催され、ヤングボランティアによる薬物撲滅の呼びかけで大変盛り上がりました。

(1)開催日時

成27年6月27日(土曜日)後2時から午後4時まで

(2)実施場所

JR横川駅南口広場

(3)主な内容

  • 広島市立基町高等学校による吹奏楽演奏
  • 薬物乱用防止啓発資材の配布及び募金呼びかけ
  • 薬物乱用へのメッセージイラストの掲示

〇「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金運動は、1993年からスタートした「ダメ。ゼッタイ。」普及運動と呼応して、薬物乱用を許さない、薬物乱用のない社会環境づくりのために実施されており、国連(国連薬物犯罪事務所)を通じて、開発途上国の薬物乱用防止活動を行っている民間団体(NGO)のプロジェクトを援助しているほか、国内の啓発事業にも役立っています。

 


広島市立基町高等学校吹奏楽部による演奏の様子


「ダメ。ゼッタイ。君」による啓発活動の様子

 

特集:変形性膝関節症について

指導医療官

導医療官の高沢です。保険医療機関等及び保険医等に対する指導、監査や、診療報酬の疑義解釈、点数表解釈等に関する指導、助言を行っています。現職に就くまで、整形外科専門医として臨床に従事しておりましたので、今回は変形性膝関節症について少しお話しさせていただきます。
間の体のなかで、治るところには血流があります。切り傷をされたことがある方がいらっしゃると思いますが、いい位置に縫い合わせてあげると、かさぶたになって、皮膚になります。骨も折れてもいい位置に合わせてあげれば、かさぶたになって骨になります。一方で軟骨は血流に乏しいため、成長後は再生されず、徐々にすり減っていきます。
と骨とが動くところが関節ですが、骨同士が直接当たると痛いので、クッションの役割を果たしているのが軟骨です。軟骨がすり減って、骨同士があたり、反応性に骨が変形してくる病態を変形性関節症といいます。なかでも体重のかかる膝に起こる変形性膝関節症は、我が国の有症状の患者は800万人と言われており、生活の質の維持に重要な疾患です。
態が進行し、日常生活に支障がでれば、高位脛骨骨切り術や人工関節置換術といった手術療法が選択されますが、体への負担も大きいため、まずは保存療法が重要となります。保存療法としては大きく3つに分かれます。

1.筋力トレーニング
ももの前の筋肉(大腿四頭筋)は膝をまたいで存在しており、これを鍛えることで膝にかかる負担を減らします。

2.関節腔内注射
で色んな物が良いと、サプリメントなどが売られていますが、これらの多くは軟骨成分を食べているだけで、都合よく軟骨欠損部にくっつくわけもなく、消化されてなくなります。そもそも経口での治療薬があれば、医療機関で処方される薬があってもよさそうなものですが、現時点ではありません。但し、関節内にヒアルロン酸製剤を直接注入すると、軟骨が増えるわけではありませんが、保護してくれることがわかっています。

3.装具療法
形性膝関節症の9割はO脚とされていますが、O脚になるとぶつかってくる内側の軟骨からすり減り、さらにO脚が進行するという悪循環に陥ります。その場合に外側の軟骨が比較的保たれている場合は靴に外側が高くなる中敷き(外側楔状足底板)をいれることでX脚として、残っている外側の軟骨に体重をかける治療です。

れも興味のある方はお近くの整形外科を受診していただき詳しい話を聞いていただけたらと思います。
の他、知っておきたいこととして、変形性膝関節症は痛い時と痛くない時があります。軟骨がすり減ったからといって365日痛いわけでなく、痛くなくなったからといって治ったわけではありません。打撲などと同じで、歩き過ぎなどの何らかの負担がかかった場合に炎症を起こし、痛みを生じますが、時間とともに落ち着きます。痛い時は上手に痛み止め(飲み薬、シップなど)を使用し、痛くない時は出来るだけ使用を控えて筋力訓練をしましょう。また、starting painといって歩き始めや立ち上がりなどの動作のし始めに痛いのが変形性膝関節症の特徴とされています。
くことは膝に良くないのですかと聞かれることがありますが、厳密に言えば歩けば軟骨は減ります。しかし、歩かなければ筋肉も骨も痩せてしまい、結果的に活動性が低下しかねないため、運動は非常に重要です。膝に負担のかからない運動としては水中ウォーキングや、平地での散歩などが挙げられます。
た体重コントロールも非常に重要です。膝には歩行時は体重の2~3倍、階段昇降時は約5倍も負荷がかかるため、反対に言えば1kgでも痩せることで効果は何倍も得られます。
骨再生は整形外科領域でのトピックスですが、いまだ十分に臨床応用されているとは言えません。変形性膝関節症は誰にも起こりうるものなので、病態を理解し、適切に予防することが生活の質の維持に重要と考えます。

 

データで見る中国地方の特色、現状:国民年金保険料の納付と健康維持編

企画調整課

国民年金保険料の納付率から見る中国地方の特色、現状

全ての都道府県で納付率上昇、島根県の納付率は全国1位

平成26年度中に納付された現年度分の国民年金保険料納付率は63.05%となり(平成25年度は60.89%)、昨年に続き全ての都道府県で上昇しました。また、全国の納付率は対前年比で3年連続改善されています。
道府県別の納付率を見ると、中国5県の全ての県が全国平均を上回っています。その中でも特に高いのが全国1位の島根県(76.71%)です。
ぜ、島根県だけ中国地方の中で突出して高い納付率なのでしょうか。その秘密を紐解く鍵として、興味深いデータがあります。「平成25年度国民健康保険(市町村)の財政状況について」(平成27年1月28日厚生労働省保険局国民健康保険課)によれば、市町村の国民健康保険料(税)収納率において、島根県が全国1位の94.95%(全国90.42%)となっています。そして、この1位の座は何年も続いているようで、とても、すばらしいことだと思います。
根県の皆さまの年金に対する意識の高さはさることながら、まじめな県民性が国民年金保険料納付率76.71%という結果を生み出しているのかもしれませんね。

都道府県別の国民年金保険料納付率(平成25年度、平成26年度)

 

鳥取県

島根県

岡山県

広島県

山口県

中国5県

全国

納付率(H25)

66.47%

73.35%

64.11%

65.20%

67.25%

66.18%

60.89%

全国順位

(H25)

18位

1位

27位

20位

15位

納付率(H26)

69.53%

76.71%

66.35%

67.60%

69.26%

68.27%

63.05%

全国順位

(H26)

13位

1位

25位

20位

15位

出典:「平成26年度の国民年金の加入・保険料納付状況」(厚生労働省年金局)を編集・加工

 

付率とは・・・

付率とは、ある年度分の保険料として納付すべき月数(納付対象月数)のうち、その年度中(翌年度4月末まで)に実際に納付された月数(納付月数)の割合を言います。

所得者などで保険料を全額免除・猶予されている方の月数(法定免除月数、申請全額免除月数、学生納付特例月数及び若年者納付猶予月数)は納付率の計算から除外されます。

【納付率の計算方法】

     納付月数
納付率(%)            ×100
      納付対象月数

例:平成26年度の全国の納付率は、平成26年4月分から平成27年3月分までの保険料(対象13,651万月)のうち平成27年4月末までに納付された月数(納付月数8,607万月)で計算します。

納付月数(8,607万月)÷付対象月数(13,651万月)×10063.05%

 

5歳階級別納付率は全て上昇、年齢が若いほど納付率が低い傾向に

次に、年齢階級別の納付率を見てみましょう。平成26年度の納付率は、平成25年度の納付率に比べて全ての年齢階級で上昇しています。
た、55歳~59歳の納付率が74.62%と最も高く、おおむね年齢が若いほど納付率が低くなっていることが分かります。逆にみれば、年金受給年齢が近づくにつれて、老後の生活設計が現実的に見え始め、保険料を納付される方が増えるのかもしれません。

 


出典:「平成26年度の国民年金の加入・保険料納付状況」(厚生労働省年金局)

 

民年金には、けがや病気などで重い障害を負った場合に受給できる「障害基礎年金」、亡くなったときに遺族が受給できる「遺族基礎年金」があります。公的年金は老後に備えるためだけではありませんので、若い時から確実に保険料の納付(又は免除の申請)をしていただくことが重要です。
生労働省では、公的年金制度への理解を深めるためのホームページ「いっしょに検証!公的年金」を開設しています。世代別のポイントなども分かりやすく解説していますので、是非ご覧になってください。

国民健康・栄養調査から見る中国地方の特色、現状

都道府県別にみた1日当たりの平均歩数と肥満者の割合

みなさんは1日どのくらい歩いていますか。平成24年度国民健康・栄養調査によると1日当たりの平均歩数は全国平均で男性が7,791歩、女性が6,894歩となっています。
都道府県別のデータをみると、女性の平均歩数については、おおむね全国平均の近似値になっている一方、男性では、山口県が全国平均を上回っているものの、他の4県については全国平均に比べて数値が少ないようです。

 

 

に、少し古いデータになりますが、都道府県別の肥満者の割合(男性)に関する統計がありましたのでみてみましょう。この統計では、中国5県ともに全国平均より低い割合(低いほど肥満者が少ない)となっています。また、山口県が全国で最も肥満者の割合が少ない県となっています。なお、ここでいう「肥満者」とは、BMI【体重(キログラム)÷身長(メートル)の2乗】が25以上の方を言います。

都道府県別、肥満者の割合(男性、20~69歳、年齢調整)

 

鳥取県

島根県

岡山県

広島県

山口県

全国

肥満者の割合

25.1%

27.8%

27.5%

29.4%

22.1%

31.1%

全国順位

4位

13位

10位

19位

1位

出典:厚生労働省「平成18年~22年国民健康・栄養調査」を加工
(順位については、肥満者の割合が少ない県を高順位としています。)

 

の結果を見ると、よく歩く山口県民は肥満者も少なく健康的であるという結論が導き出せるかもしれませんね。
くこと(ウォーキング)はジョギングと違って、常に足が地面についていますので、膝や腰の疾患を抱えている方でも傷害のリスクが少なく、精神面でも開始時のハードルが低い運動として人気があります。習慣的に歩くことが少ない方は、少しずつでもウォーキングを始めてみてはいかがでしょうか。

なみにご報告いたしますと、山口県人である筆者は、1日の平均歩数が5,000歩程度で、特に運動もしておらず、上記の肥満者の割合22.1%に含まれており、山口県の方々には頭が上がりません。
在、私は、毎日の通勤で歩く習慣はありますが、それだけでは足りませんので、今後は「ゆう活」を利用して早めに帰宅し、家族と一緒にウォーキング(散歩?)を始めてみようと思っています。

なさんも、毎日歩いて、しっかり年金保険料を納付して、健康で長生きして、老後は長~く年金を受給しましょう。(ちょっと強引でしたかね?)

 

お知らせコーナー:医療安全ワークショップ・セミナーの開催について

医事課

生労働省では、平成13年に開始された「患者の安全を守るための共同行動(PSA:Patient Safety Action)」の一環として、医療機関や医療関係団体等における取組みの推進を図り、また、これらの取組みについて国民の理解や認識を深めていただくことを目的として、「医療安全推進週間」が設けられています。

国四国厚生局では、医療安全推進のための取り組みとして、医療安全管理者の資質向上を目的とした、医療安全ワークショップ・セミナーを毎年開催しています。

療安全ワークショップ(5日コース)では、医療機関で医療安全に取り組んでいる方を対象に、事故事例の分析や対応など講義だけではなく、実践に活かせていただけるよう、演習やロールプレイ等を企画しております。

療安全セミナー(1日コース)では、平成27年10月1日施行となります「医療事故調査制度」に関するお話と「医療安全管理体制」について、講師の先生方にお話いただきます。現在、医療法改正が進み、医療機能分化や連携強化、そして在宅へとシフトが進んでいます。このことから、あらゆる医療機関においても安全が担保できるような取り組みが必要な時期と言えます。日々変化する医療現場で、医療事故を未然に防ぐためには、医療安全管理者がどのようなことに着目し、医療安全管理体制作りをすれば良いのか考える機会となればと思います。

医療安全ワークショップ(5日コース)

対象:

中国5県の中小規模の医療機関(病床数300床未満)において、医療安全管理体制の中心的役割を担う者または、今後その任にあたる予定の者の内、各県から推薦された者70名程度

日時:

第1クール:平成27年12月14日(月曜日)・15日(火曜日)
第2クール:平成28年1月31日(日曜日)・2月1日(月曜日)・2日(火曜日)

場所:

広島合同庁舎1号館附属棟2階大会議室(広島市中区上八丁堀6-30)
(1月31日のみ)広島国際会議場・ヒマワリ(広島市中区中島町1-5)

医療安全セミナー(1日コース)

対象:

中国5県医療機関の管理者及び医療安全管理者(事前登録が必要)

日時:

平成28年1月31日(日曜日)10時30分~16時00分

場所:

広島国際会議場・ヒマワリ(広島市中区中島町1-5)

 

 

お知らせコーナー:麻薬・覚醒剤乱用防止運動

麻薬取締部

薬・覚醒剤・大麻・危険ドラッグ・シンナー等の薬物乱用は、単に乱用者の身体、生命に危害を及ぼすのみならず、青少年の健全な育成を阻み、家庭を崩壊させ、社会の秩序を乱す等計り知れない影響を及ぼします。
運動は、このような薬物乱用による危害を広く国民一般の方々に正しく認識してもらい、国民が一体となってこれに立ち向かう態勢を作り、もって薬物乱用による弊害の根絶を期することを目的としています。

1.実施期間

平成27年10月1日から11月30日までの2ヶ月間

2.主な実施内容

(1)広報機関等による啓発宣伝
報機関等を通じた麻薬・覚醒剤等の薬物乱用による危害についての全国的な広報活動を実施します。

(2)麻薬・覚醒剤乱用防止功労者への表彰
物乱用防止について、顕著な功績のあった方々に対して表彰を行います。

(3)麻薬・覚醒剤等に関する啓発資材の作成配布
薬・覚醒剤等の薬物乱用による危害とこれらの事犯の実態を周知させるため、ポスター、パンフレット等を作成し、配布します。

 

お知らせコーナー:「年金情報流出」を口実にした犯罪にご注意ください!

年金管理課

般、日本年金機構への不正アクセスにより、皆さまの年金情報が流出したことにつきましては、ご迷惑、ご心配をおかけしており、心よりお詫び申し上げます。

の度の事案が発生して以降、政府では、年金情報流出を口実にした特殊詐欺等の犯罪の防止について取り組んでいます。

国四国厚生局においても、各方面の皆さま方にご協力いただき、広報用チラシの配布や掲示等による啓発活動を行っています。特殊詐欺等の被害に遭われないためにも、チラシに記載された点のほか、下記の事項にご注意ください。

〇日本年金機構職員、消費生活相談センター職員や弁護士等を名乗った次のような内容の電話にはご注意ください。

  • 「あなたの年金情報が漏れています」
  • 「流出したあなたの個人情報(データ)を削除してあげます」
  • 「あなたが受け取っている年金の口座番号、暗証番号を教えてください」

お、ご自分の情報が流出しているかどうかご心配の方は、下記の専用電話窓口またはお近くの年金事務所へご相談ください。各年金事務所のお問い合わせ先はこちらをご覧ください。
 


また、万が一、不審な電話やメール等があった場合につきましては、お近くの年金事務所、消費生活センターや警察にご相談いただきますようお願いします。
 

あとがき

夏休みもそろそろ折り返し地点となります。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

子どもに「どこか遊びに連れてって!」と言われて、冷房の効いたデパートに出かけるような日々を送ってはいないでしょうか。

私が子どもの頃は、田舎ということもあり、海に山に川にと遊ぶところに困ることはなく、ラジオ体操で午前の作戦会議、時間になったらお決まりの場所へ集合、昼ご飯で一度解散、また集合して日が暮れるまで遊ぶ、母親が「そろそろご飯よ~」と迎えに来たら解散、毎日その繰り返しでした。

遊びが本分の子ども(小学生には宿題というミッションがありますが・・)には、できる限り、太陽の下で遊ばせてやりたいと思いつつ、公園ときどきデパートの日々を過ごしている今日この頃です。

暑い日が続きます。皆さまにおかれましては、こまめな水分補給を心がけ、夏を満喫しましょう。
 

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お問い合わせ

企画調整課 

〒730-0012 広島県広島市中区上八丁堀6-30 広島合同庁舎4号館2階

電話番号:082-223-8245

ファックス:082-223-8265