2023年6月26日

さまざまな移住政策や子育て政策に取り組んでおられる島根県海士町へ視察をさせていただきました。(令和5年5月30日)   

 日本海の島根半島沖合に浮かぶ隠岐諸島に位置する海士町は、「町単独性」の選択の下、町として「自立への道」、「将来にわたり活力ある持続可能な島」へ切り開くため様々な事業を展開され、その成果として近年の人口がほぼ横ばいとなり、長年続いた人口減少に歯止めをかけることに成功されています。
地域住民の交流の場である、元は保育所だったものを利用した施設「あまマーレ」
 ここでは勉強はもちろん、レクリエーションを通じて住民交流が盛んに行われています。中には子どもが遊べる部屋や子どもを見守りながら仕事も出来るWi-Fi環境の部屋もあり、子どもを遊ばせながらパソコン仕事などをするお母さんにも利用されています。
子どもの一時預かりなどを行っている「ちびっ子見守り隊」・「島のおかぁさん」
 有志による「ちびっ子見守り隊」や「島のおかぁさん」と称した子どもの一時預かりを行う地域活動がなされ、子育て世帯にとって大きな存在となっています。

 また、海士町では、「海士町すこやか子育て支援事業」を通じて結婚、妊娠、出産、子育てを応援されています。その他、役所内の仕事(官)と庁舎を飛び出し町内の課題解決に取り組む(X)を掛け合わせた「半官半X」職員の推進、1年間の就業体験移住制度「大人の島留学」、ふるさと納税事業で得た原資を活用し、海士町の未来を創るための必要な事業を応援する「AMAホールディングス」など、町独自のさまざまな政策を実施されています。
地域住民の交流の場である、元は保育所だったものを利用した施設「あまマーレ」
子どもの一時預かりなどを行っている「ちびっ子見守り隊」
子どもの一時預かりなどを行っている「島のおかぁさん」

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健康福祉課
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