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令和7年6月10日
近畿厚生局職員を装った不審な電話等にご注意ください。
直近の不審電話の内容について
厚生労働省や地方厚生(支)局の職員を名乗り、個人情報を聞き出そうとする事案が全国的に多数発生しております。
厚生労働省や地方厚生(支)局からそのような電話をすることはありませんので、ご注意ください。
不審な電話がかかってきた場合は、対応しないようお願いいたします。
【不審電話の流れや特徴】
・厚生労働省(地方厚生(支)局)を名乗る職員から直接電話、または「重要な話がある/未受領の書類やお届け物がある/最終通告」といった自動音声からダイヤル操作を誘導され、厚生労働省(地方厚生(支)局)を名乗る職員に繋がる
・実際に存在する病院名を告げられ、保険証が不正利用されており、身に覚えのない(違法な)薬が(大量に/長期に)処方されている旨の内容を告げられる
・東海北陸厚生局石川事務所等、実際に存在する組織名と実際の電話番号を告げられ、○○時に再度電話すると言われる
・氏名や生年月日等の個人情報を聞き出される(またはすでに知っていて確認される)
・警察へ被害届を出さなければならない等の理由で、警察役に電話が繋がれる
・今後の連絡手段として、LINEやSkype等でやりとりを要求される
・国際電話と思われる発信元からの電話である
【不審電話の例】※掲載しているのは一例であり、多数の不審電話情報が寄せられています。
1.東海北陸厚生局石川事務所の「○○」と名乗る人物から電話があった。
「石川県のA病院(実際に存在する病院名)において、あなたの健康保険証で14日の処方制限のある薬が30日処方されている。」と言われた。なお、住所・氏名・生年月日はすでに知っており、保険種別や保険番号を聞き出そうとしてきた。
自分自身も家族も身に覚えはない旨を伝えると「被害届を出すために金沢のB警察署に来てほしい。近隣の警察で手続きはできない。」と言われ、石川県へは遠方で行けない旨を伝えたところ「この電話をB警察署につなぎます。」と言われた。
その後に警察を名乗る人物から「他に被害がないか調べる、取引銀行はどこか。」と聞かれた。
2.診療所に、〇〇区役所福祉局の職員と名乗る者から電話があった。
厚生局から〇月〇日までに確認が必要な書類が送付されている。その書類が見当たらない場合は、コールセンターに電話するように促され、確認しない場合は、20,000円を振り込む必要があり、口座番号などの個人情報を聞き出そうとされた。
3.国際電話と思われる電話番号から電話があり、出ると音声ガイダンスによりダイヤル「1」を押すように促された。実際に押すと、再びガイダンスが流れた後に日本語を話すオペレーターが出て、氏名などの個人情報を聞き出そうとされた。
関連リンク:外国からの電話の利用休止 | 警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ (npa.go.jp)
4.厚生労働省医薬局の職員と名乗る者から、「〇〇さん(電話を受けた方の名前)に東京のクリニックでADHDの治療薬(中枢神経刺激剤)が大量に処方されているという情報が警察から入った。保険証の使用をすぐ止めないといけないので、すぐに警察か厚生局に行ってください。」といった旨の電話連絡があった。受診歴がなく、不審に思い、「仕事中ですぐ警察に行けない。」と言って、切電した。電話番号は+から始まる国際電話であった。
5.厚生労働省医薬局の職員と名乗る者から、「〇〇さん(電話を受けた方の名前)に30日分しか処方できない薬が60日分処方されている。本人確認の手続きが必要だ。」といった旨の電話連絡があった。折り返し電話をかけることを伝えたところ「これは発信用の電話であり折り返しは受け付けられない。」などと話し電話を切られた。電話番号は+から始まる国際電話であった。
6.歯科診療所に、近畿厚生局を名乗る人物から「常勤者の数とその氏名を教えて欲しい」との電話があった。折り返し電話することを伝えたところ、携帯電話の番号を教えられ「オオタニ」あて電話するよう依頼された。
厚生労働省や地方厚生(支)局からこのような電話をすることはありません。
不審に思われる電話があった場合は、相手の所属・氏名・電話番号をご確認のうえ、近畿厚生局企画調整課へお問い合わせください。
(担当)近畿厚生局 企画調整課
TEL 06-6942-2413
厚生労働省の職員を装いマイナンバーカードの健康保険証に関する手続を勧める詐欺への注意喚起について
厚生労働省が、マイナンバーカードを健康保険証として使用いただくために、電話の音声案内やSMS(ショートメッセージサービス)などを用いて、直接、国民の皆様に対して、利用登録を要求することは一切ありません。
万が一、マイナンバー・暗証番号等を詐欺電話に対して答えてしまった場合は、「マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178」にお問い合わせください。
また、本件以外にも厚生労働省から直接国民の皆様に対して、電話などを差し上げることはありません。
不審に思われる場合には、直ぐに110 番、又は警察総合相談電話番号(#9110)へ通報してください。
よくある不審電話の内容について
厚生局では、電話でこのような問い合わせを行うことはありません。
このような電話があっても対応しないようお願いいたします。
不審な電話があった場合は、相手の所属・氏名・電話番号をご確認のうえ、お近くの近畿厚生局各府県事務所等へお問い合わせください。
各府県事務所 | 電話番号 |
指導監査課(大阪府) | 06-7663-7664 |
福井事務所 | 0776-25-5373 |
滋賀事務所 | 077-526-8114 |
京都事務所 | 075-256-8681 |
兵庫事務所 | 078-325-8925 |
奈良事務所 | 0742-25-5520 |
和歌山事務所 | 073-421-8311 |
以前の不審電話等情報
- H27.11不審電話情報(臨時給付金の支給を装った不審電話)
- H27.11不審電話情報(厚生労働省アンケートを装った不審電話)
- H29.10不審電話情報(配送業者による荷物確認を装った不審電話)
- H29.10不審電話情報(近畿厚生局長を装った不審電話)
- H29.10不審電話情報(研修医宛て不審電話)
- H29.12不審者情報(薬局にてB型肝炎薬の取り扱い等を確認)
- H30.4不審者情報(薬局にてハーボニーの取り扱い等を確認)
- H30.4不審電話情報(ナンバーディスプレイを偽装した不審電話)
- H31.3不審者情報(薬局内部をスマホ撮影)
- H31.4不審電話情報(医療賠償保険加入要請を装った不審電話)
- R1.11不審電話情報(健康保険の保険料の払い戻し、医療費の返還)