令和5年3月3日

東北管内における薬物犯罪の動向

全薬物事犯の検挙人員

令和3年の東北管内における全薬物事犯の検挙人員は430名(前年比▲24名)で、全国の検挙人員14,408名の約3%を占めています。東北の管内人口は全国人口の約7%なので、東北は比較的薬物汚染度の低い地域と言えます。



 

覚醒剤事犯の検挙人員

管内で最も検挙者が多いのは覚醒剤事犯であり、令和3年の検挙人員は267名で管内の全薬物事犯の約62%を占めています。県別の検挙人員は多い順に、宮城県96名、福島県85名、青森県48名、岩手県22名、山形県11名、秋田県5名です。


 

大麻事犯の検挙人員

令和3年の全国の大麻事犯検挙人員は過去最多の5,783名(前年比+523名増)に達しました。このうち68%以上が10代及び20代の若者であり、大麻乱用の低年齢化が認められます。東北管内における令和3年の大麻事犯検挙人員は142名(前年比▲3名)と昨年より僅かに減少しましたが、依然として高水準で推移しており予断を許さない状況です。県別検挙人員は多い順に、宮城県44名、青森31名、山形25名、福島県24名、岩手県と秋田県が各9名です。

関連リンク

詳細は令和3年度事業年報をご覧ください。