東海北陸厚生局 > 業務内容 > 食品衛生課 > 食品の安全確保に関するリスクコミュニケーションについて > 食品に関するリスクコミュニケーション~食品工場へ行こう!(施設見学を含む)~の結果について
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更新日:2013年3月18日
厚生労働省 東海北陸厚生局
静岡県
平成21年8月26日(水曜日)9時30分~16時00分
クノール食品株式会社 東海事業所(静岡県島田市大柳1177-1)
28名(小学4~6年生児童と保護者2名14組)
厚生労働省医薬食品局食品安全部企画情報課 瀬戸係長、東海北陸厚生局健康福祉部秋山部長より、参加者へ挨拶をしました。
クノール食品株式会社東海事業所 金田事業所長より、参加者へのご挨拶と会社の概要説明の後、東海事業所で製造されている商品の製造工程毎の作業内容や衛生管理の方法について説明し、映像資料を視聴しました。
静岡県厚生部生活衛生局食品衛生室 栗原主幹兼係長より、主な食中毒菌の特徴や、食中毒を防ぐ為の家庭における予防のポイントとなる、食中毒予防の3原則について、手洗い方法、食べ物の調理方法、保存方法等の注意点等、具体的な例を入れて説明しました。
東海北陸厚生局健康福祉部食品衛生課 藤原課長よりプレゼンテーション資料(PDF:408KB)を使用し、食品の安全性を確保するための製造段階における取り組みについて、さらに、その取り組みの一つであるHACCPシステムによる衛生管理の方法について紹介し、厚生局による食品製造施設の監視指導業務について説明しました。
クノール食品の事業内容説明 |
食中毒防止ポイントの説明 |
製造工程の衛生管理の説明 |
クノール食品株式会社 東海事業所において製造されるレトルト食品の製造ラインを、実際の製造作業現場に入り見学しました。
2班に分かれて、原料の受け入れ検査方法、食品の衛生的な取扱い方法及び殺菌方法等についての説明を受けながら製造ラインを見学しました。
子供達より、「実際の作業現場を見ることができて楽しかった。」「たくさんの大きな機械によって作られていて驚いた。」、「工場の厳重な衛生管理の取組みを知って安心した。」などの感想がありました。
原料の調合についての説明 |
レトルト殺菌について説明 |
製品の保管ついて説明 |
2班に分かれて手洗い教室と食品衛生クイズを保護者と一緒に挑戦しました。
手洗い教室では、ATP拭き取り検査機という手の汚れ具合を数値として測定することができる機械を使って、実際に子供達に手洗いをしてもらい、手洗い前の手と、手洗後の手でどれだけの数値が変化するか実験し、正しい手洗い方法について勉強しました。
子供達より、「自分の手に目に見えない細菌や汚れがたくさんついていたことに驚いた。」、「ちゃんと手を洗うことで、細菌が取れたことが、機械を使って目で見て確認することができて、楽しかった。」などの感想がありました。
手洗い講習 |
拭き取り検査機を使っての検査 |
手の汚れ度合いの測定 |
食品衛生クイズでは、身近な食品をテーマに食中毒の予防方法や、細菌の特徴に関するクイズを行い、保護者と一緒に食中毒を防止するための注意すべき点について勉強しました。
子供達より、「意外に知らないことが多くて、難しかった。」、「なるほどと思うこともあって勉強になった。」などの感想がありました。
食品衛生クイズの実施 |
子供達より、「原料はどの地域のものを使っているのか」、「美味しい商品を作るための隠し味はどんなものか」、「見学した工場では、たくさんの商品を製造しているけど、何を一番多く作っているのか」、「何で一日にずっと同じ物を作っているのか」、「中国の工場ではどんな物を作っているのか」など、たくさんの質問があり、活発な意見交換をしました。
最後に参加した子供達、保護者の方に、感想や意見等のアンケートをお願いしました。
意見交換会 |
子供達からの質疑応答 |
お問い合わせ
食品衛生課
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