2024年9月25日

厚生労働省を装った不審な電話等にご注意ください。

厚生労働省の職員を名乗り、
・保険証が不正利用されている
・マイナ保険証を紛失しているのではないか
・保険証が廃止され、使用できなくなってしまうので、音声案内に従って手続きが必要
・処方された薬に覚せい剤と同じ成分が含まれている
・警察に被害届を出さないと、保険証が使えなくなる

等として、個人情報を聞き出そうとする事案や、厚生労働省を名乗る音声ガイダンスが流れ、ダイヤル操作を促す事案が全国的に多数発生しております。

不審電話の内容  
 
【事例1】
厚生労働省を名乗る者から電話があり、他県で保険証が不正に使用されているため、音声案内に従って手続きを行うよう案内された。
相手方は自分の名前を知っており、照合のためとして生年月日を聞かれた。
また、着信履歴を見たところ、毎回違う電話番号を使用している。
 
【事例2】
厚生労働省医薬局のタナカと名乗る人物から電話があった。
「あなたのマイナンバー保険証が不正利用され、東京の薬局で法に触れる薬剤の不正処方が行われたことになっている。このままでは犯罪に加担したとみなされるため、至急、厚生労働省まで来てほしい。」と言われたが、すぐには対応できない旨を伝えると「このまま警視庁特別捜査一課のコールセンターにつなぎます」と言われ、コールセンターの担当者につながった。
マイナンバーを紛失したことがあるか等の質問を受けて一部回答している際に、周りにいた知人から不審電話ではないかと相談していたところ、相手側から電話が切られた。
 
【事例3】
厚生労働省を名乗る者から「+1~」から始まる番号の電話があった。
「あなたは東京都新宿区にある「○○クリニック」、中野区にある「○○クリニック」で同日に薬を処方されたと思いますが、保険証・マイナンバーを紛失していませんか」と質問を受けた。
受診した記憶もなかったが、念のため部屋の中を探し、保険証・マイナンバーを紛失していないことを確認し、不審電話だと思い、電話を切電した。

【事例4】
音声ガイダンスで「厚生労働省からお届け物があり何度かご連絡をさせていただいております。「1」をプッシュしてください。」と案内が流れた。
 
厚生労働省は、「+1」から始まる国際電話を使用することはありません。
不審と思われる照会(特に個人情報等に関する照会)があった場合は、すぐに回答せず、下記の東海北陸厚生局各県事務所等まで情報提供いただきますようお願いします。
 

過去の不審電話の情報

厚生労働省や地方厚生局を装った不審な電話等にご注意ください。(2023年12月6日)
地方厚生局職員を装った不審な電話にご注意ください。(2019年4月10日)  
地方厚生局職員を装った不審な電話にご注意ください。(2018年6月29日)
医療機関に対する不審な電話にご注意ください。(2016年10月12日)

お問い合わせ先 
  • 企画調整課          電話:052-959-5860
  • 指導監査課(愛知県)     電話:052-228-6179
  • 富山事務所          電話:076-439-6570
  • 石川事務所          電話:076-210-5140
  • 岐阜事務所          電話:058-249-1822
  • 静岡事務所          電話:054-355-2015
  • 三重事務所          電話:059-213-3533