2022年12月23日

「令和4年度医療安全に関するワークショップ」を開催しました。

 令和4年12月8日・15日に医療機関の安全管理者等を対象に医療の安全性の向上を図ることを目的として、医療安全に関するワークショップを開催しました。
 12月8日は講演プログラムとしてWeb開催し、約400名の医療関係者にご参加いただきました。
 第一部は「医療に品質を。」医療に品質管理の考え方を導入し、問題解決手法を用いて、実際に医療現場での課題に対し検討した事例を各講師からご教示いただきました。
 第二部は、医療安全支援センターや医療事故情報等収集事業に寄せられる事例から安全の取り組みについて、そして安全文化の解釈と醸成についてご講演いただきました。
 12月15日は討議プログラムとして、河野龍太郎先生から行動心理学の分析手法を用いたImSAFER分析について学び、午後にはWeb方式でのグループワークとして4~5人のグループで意見交換を進めながら事例分析を実施しました。
 両日ともセミナー時間は7時間程度となり内容が濃く、受講者のアンケートでも大変勉強になった、自院の取り組みの参考にしたいと、ご感想をいただきました。
 なお、12月8日の講演の一部のプログラムについては、当局Youtubeにて、令和5年3月31日までの期間限定で配信しております。
(配信会場は、新型コロナウイルス感染症の感染対策に留意して実施しました。)
ワークショップの様子1
12月8日講演プログラム第一部シンポジウムは、座長の長尾能雅先生から「医療に品質を。」、平松真理子先生から「問題解決手法」について講演、続いて実際に現場で取り組んだ事例のご紹介、総合討論が行われました。上段中央から長尾能雅先生(座長:配信会場)、平松真理子先生(配信会場)、下段左から林克巳先生(配信会場)、佐藤雄一郎先生(オンライン)、岡田禎人先生(オンライン)
ワークショップの様子2
第一部特別講演として市民病院として初めてJCIを取得された南砺市民病院の清水幸裕院長先生にお話しいただき、第二部では河野龍太郎先生を含め各講師から講演いただきました。上段左:清水幸裕院長先生(オンライン)、右:長尾能雅先生(座長:配信会場)、下段:河野龍太郎先生(オンライン)
ワークショップの様子3
12月15日のグループワーク講師の河野龍太郎先生(画面中央付近)とご参加の皆さんとの記念撮影。

お問い合わせ

医事課
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