2024年9月19日

厚生労働省や地方厚生局の職員を装った不審な電話やメール等にご注意ください

厚生労働省や地方厚生局の職員を装った以下のような不審な電話やメール等の情報が寄せられています。

2024年5月~6月厚生労働省や地方厚生局の職員を装った不審な電話等

2024年6月7日発生
東北厚生局管内 岩手県
厚生労働省医薬局ムラカミを名乗る人物から、5/13に東京都新宿区のタナカクリニック、中野区のゴトウクリニックで、ADHDの診断によりビバンセが大量処方されている旨の電話があった。
+1から始まる電話番号のため「国際電話では?」と確認したところ、録音専用回線のため…と返答があり、会話を進めた。
2時間以内に警察へ連絡する必要がある。新宿区、中野区の警察へ直接電話してもらってもいいが、特別対策本部へ電話の転送も可能と言われ、少し不審に思いつつも、名前、電話番号を知っており、また外出中でもあったため転送を受入れたところ、警察を名乗る人物に繋がった。
調書作成のためとビデオカメラ通話(LINE)を求め、LINEのIDを伝えてきたが、たまたま接続できず、ZOOMを提示したところ、不可との説明があり、30分後に下4桁が0000の番号から再度連絡する旨にて切電。

2024年6月6日発生
関東信越厚生局管内 千葉県
厚生労働省を名乗る人物(男性)から、都内2か所のクリニックで違法な薬が処方されている旨の電話があった。
氏名を知っており、マイナンバーなど紛失に覚えはないかとの質問あり。
自身は病院嫌いであり、身に覚えもなく不審に思い、また、運転中の旨を伝えたところ、1時間後に再度電話する旨にて切電。
着信は+1 から始まる国際電話だった。

2024年6月5日発生
関東信越厚生局管内
厚生労働省医薬局ムラカミを名乗る人物から、「氏名(名前を読み間違え)電話番号を確認のうえ、5/13に都内のタナカクリニックでコンサータを多量に処方された情報がある」との電話あり。
身に覚えもなく、さらに説明を始めたため、話を遮り、本当に厚生労働省か問いただしたところ、厚生労働省の代表番号を伝えられ切電。
着信番号は、+1から始まる国際電話だった。
厚生労働省医薬局へ電話し「ムラカミ」なる人物がいるか確認したがいない旨の返答であった。

九州厚生局管内 福岡県
厚生労働省の者を名乗り、クリニック名を2つほど挙げ、過剰に薬物が処方されているため、保険証が使えなくなると言われた。
身に覚えがなく怪しいと思ったが、保険証が使えなくなると言われたことに驚き、詳しく話を聞きたいと思い、かかってきた番号にかけ直したが、まったく繋がらなかったため、厚生局に電話した。
相手の番号は、+1から始まる国際電話だった。

2024年6月4日発生
関東信越厚生局管内 東京都
厚生労働省医薬局タナカと名乗る人物から入電。
あなたの(名前を知っていた)保険証により、2つの薬局(名称は覚えていない)から違法薬物が処方された情報がある。
身に覚えがなく、不審電話と思い折り返し電話する旨を伝えたところ、厚生労働省の代表番号に似た番号を伝えられた。
ウェブで調べたところ、同様の不審電話情報が見つかったため電話した。
着信履歴によれば、+1から始まる国際電話であった。

近畿厚生局管内 大阪府
厚生労働省医薬局のタナカと名乗る人物(男性)から電話があった。
「あなたの保険証が東京都の2つのクリニック(タナカクリニック・ゴトウクリニック)で利用され、ADHDの治療薬、麻薬が含まれている薬・ビバンセカプセルが大量に処方されているという情報が警察から入った。保険証の使用をすぐ止めないといけないので、すぐに警察か厚生局に行ってください。」と言われた。
東京のクリニックを受診したことはないし、不審に思い「仕事中ですぐ警察に行けない。」と切電。

2024年6月3日発生
関東信越厚生局管内 埼玉県
保険証の不正利用で、薬物が規定量以上処方されている。2時間以内に警察へ届け出る必要があるが、このまま繋いでもよいかとの電話があった。
氏名を知っていたが、読み方は間違っており、自分から警察へかけなおす旨を伝えて切電。ウェブで検索したところ、似たような事例が確認されたため連絡した。
着信履歴によれば、+1から始まる国際電話であった。

2024年5月31日発生
九州厚生局管内 長崎県
厚生労働省医薬局のオオタと名乗る人物から電話があった。
「あなたの保険証が東京都の2つのクリニックで不正利用されている。ADHDの治療薬が大量に処方されており、薬物関連の薬を大量に使っている。2時間以内に警察に連絡しないと、保険証が使えなくなる。」と言われたので一旦電切電。
不審に思い調べていたところ、厚生局HPを見て不審電話に関する情報があったため情報提供したもの。

2024年5月29日発生
関東信越厚生局管内
保険証の不正利用で4月に2回覚せい剤の成分を含む薬の処方が確認された旨の電話があった。
名前を知っており、●●様で間違いないかとの確認もあった。
強めの態度で身に覚えがない旨の対応したところ、切電された。
着信履歴を確認したところ、発信番号は+01から始まる国際電話であった。

2024年5月24日発生
東海北陸厚生局管内 石川県
厚生労働省医薬局のタナカと名乗る人物から電話があった。
「あなたのマイナンバー保険証が不正利用され、東京の薬局で法に触れる薬剤の不正処方が行われたことになっている。このままでは犯罪に加担したとみなされるため、至急、厚生労働省まで来てほしい。」と言われたが、すぐには対応できない旨を伝えると「このまま警視庁特別捜査一課のコールセンターにつなぎます」と言われ、コールセンターの担当者につながった。
マイナンバーを紛失したことがあるか等の質問を受けて一部回答している際に(個人情報に関する質問はなかったとのこと)、情報提供者の周りにいた知人から「不審電話ではないか」と忠告を受け、ざわめきだしたところ、相手側から電話が切られた。

東海北陸厚生局管内 愛知県
厚生労働省を名乗る者から電話。電話番号は+1から始まる電話番号であった。
「あなたは東京都新宿区にある「タナカクリニック」、中野区にある「ゴトウクリニック」で同日にビバンセ(注)を処方されたと思いますが、保険証・マイナンバーを紛失しておりませんか」と質問。
(注:中枢神経刺激剤 効能効果:小児期の注意欠陥・多動性障害)
受診した記憶もなかったが、念のため、部屋の中を探したところ、保険証・マイナンバーを紛失していないことを確認。
不審電話だと察知し、警察に連絡しますとこちら側から切電。再度の連絡はなし。
途中で切電したため、個人情報等の流失はなし。

2024年5月24日発生
四国厚生支局管内 高知県
突然アメリカの電話番号で着信があり、電話に出ると厚生労働省医薬局のムラカミと名乗り、「あなたの保険証を使用して東京のクリニックでAD??(薬の名前と思われる)が規定量を超えて処方されている。」と言われた。
突然のことで、訳も分からず気持ちが悪かったので、その後相手からの話を遮り「とりあえず電話を折り返すのでそちらの電話番号を教えてください。」と答えたところ、03-5253-1111と答えた。
一旦電話を切り、ネットで調べると厚生労働省の代表番号であることは分かったが、内容からみて、いわゆる不審電話と判断し電話したもの。

問い合わせ

不審と思われる電話があった場合は、以下の問い合わせ先に情報提供いただきますようお願いします。
メールをご希望の場合は、以下の情報提供用フォームから情報をお寄せください。

不審電話等_情報提供用フォーム

企画調整課   埼玉県さいたま市中央区新都心1番地1さいたま新都心合同庁舎1号館7F

電話番号
048-740-0830
電話受付時間
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