岐阜大学で出張講義を行いました。

令和4年6月21日に岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科4年生を対象に厚生労働省での公衆衛生分野の業務のうち、獣医師が活躍している食品安全対策として食中毒対策、食品の輸出入などの国際的な課題、食肉・食鳥肉の安全対策や残留農薬対策といった食品衛生法などの法律に基づいた種々の施策について、その概要を説明しました。
また、感染症対策として狂犬病、デング熱、鳥インフルエンザ等の人への感染を未然に防止するため、国民への正しい知識の普及や危機管理体制の整備、輸入動物の監視・指導等の対策などの感染症法に基づいた種々の施策について、獣医技官が実際に携わっている内容を紹介しました。講義後には座談会を設け、学生からの質疑に答えました。